か行 | 笑いヨガには、福来たる!世界は愛と笑いに満ちている!!

ユーモアは人間だけに与えられた笑って生き延びるための知恵!?

・人間は判断力の欠如によって結婚し、
 忍耐力の欠如によって離婚し、
 記憶力の欠如によって再婚する。
 by アルマン・サラクルー

・結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。
 今考えると、あのとき食べておけばよかった。
 by アーサー・ゴッドフリー

・急いで結婚する必要はない。
 結婚は果物と違って、いくら遅くても季節はずれになることはない。
 by トルストイ

・結婚とは、熱病とは逆に、発熱で始まり悪寒で終わる。
 by リヒテンベルグ

・結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ。
 by フラー

・あらゆる真面目な事の中で、結婚というやつが一番ふざけている。
 by ボーマルシュ

・結婚するとは、彼の権利を半分にして、義務を二倍にすることである。
 by ショーペンハウアー

・よい女房をもらおうと思ったら、ダンスの輪の中から選ばずに、
 畑で働いている女性の中から選ばなくてはならない。
 by プリボイ

・結婚生活をいくらでもほめたたえてよい。しかし自分自身は独身でいたまえ。
 by フィールディング

・結婚は、デザートより前菜が美味しいコース料理である。
 by オーマリー

狂言

狂言(きょうげん)は、能と同様に猿楽から発展した伝統芸能で、猿楽の滑稽味を洗練させた笑劇。明治時代以降は、能・式三番と併せて能楽と呼ぶことがある。

狂言 語源

狂言は、道理に合わない物言いや飾り立てた言葉を意味する仏教用語の「狂言綺語」(きょうげんきご)に由来する。

この語は主に小説や詩などを批評する際に用いられた(例;願以今生世俗文字業狂言綺語之誤 翻為当来世々讃仏乗之因転法輪之縁 白楽天)。

この語が猿楽の滑稽な物まね芸を指す言葉として転用され、やがて上述の諸芸能の名称として定着した。

一般名詞としても、滑稽な振る舞いや、冗談や嘘、人をだます意図を持って仕組まれた行いなどを指して狂言と言うようになった。

能は面(仮面。おもてと読む)を使用する音楽劇で、舞踊的要素が強く抽象的・象徴的表現が目立つ。

またその内容は悲劇的なものが多い。これに対し狂言は、一部の例外的役柄を除いて面を使用せず、猿楽の持っていた物まね・道化的な要素を発展させたものであり、せりふも含め写実的表現が目立つ。内容は風刺や失敗談など滑稽さのあるものを主に扱う。

狂言の役柄

狂言で主役を務める者は能と同様にシテというが、脇役を務める者はアドといい、能のワキとは異なる呼称となっている。

アドが複数登場する場合は、一のアド、二のアドと称したり、代表的な者のみをアド、それ以外を次アドまたはオモ(大蔵流の場合)、小アド(こあど。和泉流の場合)などと称したりする。

集団で登場する場合は立衆(たちしゅう)といい、立衆を統率する者を特に立頭(たちがしら)と呼ぶ。一応こういう区別は存するが、実際には主(しゅう)、太郎冠者(たろうかじゃ)、すっぱ、亭主等、その曲その曲の役名で呼ばれることの方が多い。

狂言の分類

狂言は大きく以下の3種類に分類される。

別狂言

能「翁」の一部をなす三番叟(さんばそう。大蔵流では「三番三」と書く)と、その特別演出である風流(ふりゅう)をいう。

本狂言

一曲として独立して演じられるもの。通常、狂言という場合はこれをさす。

間狂言(あいきょうげん)

単に間(あい)とも。能の一部として演じられるものをいう。

本狂言はさらに下位分類されることもある。時代や流儀によっても相違があり一定していないが、大蔵虎寛本(1792年成立)の分類を代表として挙げておく。(これは主役の類型による分類をめざしているように見えるが、類型把握もおおざっぱすぎるという評もあり、また「脇狂言」という番組順の分類名もふくまれており、不統一であるというそしりはまぬかれない。)

脇狂言

めでたさ本位の曲。「末広がり」「福の神」「三人夫」「宝の槌」「鍋八撥」など。

大名狂言

主従もののうち、大名がシテを勤めるもの。「萩大名」「武悪」「靫猿[1]」「今参」「粟田口」など。

小名狂言(しょうみょうきょうげん)

主従もののうち、太郎冠者がシテを勤めるもの。「栗焼」「止動方角」「附子」「棒縛」「鐘の音」「金藤左衛門」など。

聟女狂言

聟入りもののように聟がシテを勤めるもの、及び女性の登場するもの。「二人袴」「八幡前」「比丘貞」「右近左近」「千切木」「寝音曲」など。

鬼山伏狂言

閻魔大王や鬼の類がシテを勤めるもの(人が鬼に化ける話もこれに含まれる)、及び山伏がシテを勤めるもの。「朝比奈」「八尾」「清水」「梟」「柿山伏」など。

出家座頭狂言

僧や新発意、座頭がシテを勤めるもの。「布施無経」「呂連」「薩摩守」「伯養」「猿座頭」「丼礑」など。

集狂言(あつめきょうげん)

上記の分類に収まらないもの。「瓜盗人」「茶壷」「膏薬練」「釣狐」「合柿」など。

狂言の流派

江戸時代に家元制度を取っていた流派としては、大蔵流、和泉流、鷺流の三つの流派が存したが、現在能楽協会に所属する流派として存続しているのは大蔵流と和泉流だけである[2]。

その他に、室町後期~江戸初期には南都禰宜流という神人(じんにん。じにん)を中心とした流派が存在していたことが知られている。

神人とは神社に属して芸能その他卑賤の仕事に従事した者の称で、かつて猿楽が有力寺社に属していた名残とも言える存在である。

室町時代には盛んに活動していたことが諸記録によって窺われるが、江戸時代に入ると急速に衰え、江戸初期には既存の流派(大蔵流など)に吸収されて消滅したと言われている。

その他にも無名の群小諸派が存在したようで、流派としては既に滅んでしまったが、一部の台本は『狂言記』『続狂言記』『狂言記拾遺』『狂言記外編』という一般読者向けの読み物となって江戸時代に出版され、世に残った。

大蔵流

猿楽の本流たる大和猿楽系の狂言を伝える唯一の流派。代々金春座で狂言を勤めた大蔵弥右衛門家が室町後期に創流した。

現在大蔵流には山本東次郎家(東京を本拠)、大藏弥太郎家(宗家。東京を本拠)、茂山千五郎家(京都を本拠)、茂山忠三郎家(京都を本拠)、善竹忠一郎一門(大阪・神戸を本拠)、善竹十郎家(東京を本拠)がある。台本は江戸の大蔵宗家の芸系を受け継ぐ山本東次郎家のものと、江戸時代以来京都を本拠としてきた茂山千五郎家のものとに大別される。

両者は芸風も対照的で、山本東次郎家が武家式楽の伝統を今に残す古風で剛直な芸風なのに対して、茂山千五郎家は写実的で親しみやすい芸風である。


過去に大蔵流から人間国宝に認定されたのは善竹弥五郎(茂山久治)、3世・茂山千作(真一。11世・茂山千五郎)、4世・茂山千作(七五三<しめ>。12世・茂山千五郎。現役)の3人。


和泉流

和泉流は、江戸極初期に京都の手猿楽師(てさるがくし。素人出身の職業狂言師)として禁裏御用を勤めつつ、尾張藩主徳川義直に召し抱えられていた7世山脇和泉守元宜が、同輩の三宅藤九郎家、野村又三郎家を傘下に収めて創流した流派である。

宗家は山脇和泉家。

もっとも、一応家元制度を取っていたとは言え、三派合同で流儀を形成したという過去の経緯もあって、近世を通じて家元の力は弱く、とりわけ三宅藤九郎家と野村又三郎家は独自の六義(りくぎ。和泉流における狂言台本の称)を持てるという特権を有するなど、一定の独自性を保っていた。

現在和泉流は、野村又三郎家(名古屋を本拠。いわゆる野村派)、野村万蔵家・万作家・三宅右近家(東京を本拠。いわゆる三宅派)、狂言共同社(名古屋を本拠。いわゆる名古屋派)に大別され、台本もそれぞれ異なる。芸風は江戸時代においては上方系の写実性に富んだものであったようである[要出典]が、近代に入り東京に進出してから変化した[要出典]。

過去に和泉流から人間国宝に認定されたのは6世・野村万蔵、9世・三宅藤九郎、初世・野村萬(7世・野村万蔵。現役)、野村万作(現役)の4人。

鷺流

鷺流は徳川家康のお抱え狂言師となった鷺仁右衛門宗玄(1560生-1650没)が一代で築き上げた流派である。宗玄は、もとは山城[1]猿楽系の長命座に属していたが、長命座が金剛座に吸収されてからは宝生座に移り、1614年に家康の命令で観世座の座付となったのを機に一流をなした。

家康に寵愛され、大蔵流を差し置いて幕府狂言方筆頭となって以降は、江戸時代を通じて狂言界に重きをなした。芸風は当世風で写実的、悪く言えば派手で泥臭く卑俗なものであったらしい。宗家は鷺仁右衛門家、分家に鷺伝右衛門家(幕府狂言方序列4位)、弟子家に名女川家などがあったが、宗家をはじめとしてほとんどの職分が観世座に属していた。

この観世座というマンモス座に頼り切った脆弱な構造が災いし、明治維新を迎えるや、鷺流は混乱の極みに達した。時の家元であった19世・鷺権之丞は変人と評されるほどの人物でとても流派を統率する力はなく、困窮した職分は大挙して吾妻能狂言(能楽と歌舞伎の折衷演劇。

明治14年頃に消滅)に参加、失敗に終わった後も歌舞伎役者に家芸を伝えたとして能楽界への復帰は許されず、明治28年(1895年)に鷺権之丞が没して宗家は断絶、大正11年(1922年)に最後の鷺流狂言師であった鷺畔翁(晩年は鷺流宗家を自称した)の死去により、能楽協会に所属する流派として廃絶するに至った。

なお、鷺流の狂言自体は山口県山口市(伝右衛門派、県指定無形文化財)、新潟県佐渡市(仁右衛門派、県指定文化財)、佐賀県神埼市千代田町高志(たかし)地区(高志狂言という名称で県指定無形民俗文化財として)などに残っており、国立能楽堂などで上演されたこともある。

また、鷺畔翁をはじめ能楽界を追放された鷺流狂言師たちは歌舞伎界に接近し、「松羽目物」と言われる能楽写しの舞踊劇の演出に多大な影響を与えた。その意味では、鷺流の歌舞伎界に与えた影響は決して小さなものではない。

狂言 関連項目


猿楽
能楽

狂言 脚注

[ヘルプ]
^ 通常、狂言師は子供のころに、「靫猿」のサル役でデビューする。
^ 鷺流は佐渡島と山口県に残存しているが、能楽協会への入会資格を認められていない。

喜劇

喜劇(きげき、英語:Comedy)とは、人を笑わせることを主体とした演劇や映画、ラジオやテレビのドラマ作品や、それらのなかの笑いを誘うやりとりを指す。コメディとも言う。

ただしコメディ(Comedy)の西洋における元義は、悲劇(Tragedy)の対照を成す意味での演劇である(例えばギリシア悲劇に対するギリシア喜劇)。

従って本来は必ずしも笑えるものだけを意味するとは限らない。 例えば、ダンテの『神曲』も原題は「La Divina Commedia」であり、日本語で通常の直訳では「神聖な(もしくは神の)喜劇」となるが、笑えるものを意味しているわけではない。

コメディ映画

コメディ映画とは「観客を笑わせること」「観客の笑いを引き出すこと」を主目的とした喜劇映画のこと。

コメディリリーフ(あるいはコミックリリーフ)とは、映画中の緊張度の高い場面間に、笑いを誘う場面を挟む手法、あるいはその手法を担う俳優のことを指す。

喜劇 関連語句

コメディアン – 主に、コメディを演じる俳優を指す。女性なら“コメディエンヌ”。
コメディア・デラルテ – 16世紀頃にイタリアで成立した即興仮面喜劇。
コメディアエルディータ – コメディアデラルテに対し、戯曲のある茶番劇。ローマ喜劇の手法が元になっている。
バーレスク – 主に17世紀から19世紀にかけて流行した風刺喜劇。
ファルス – 卑俗な内容の笑劇。道化芝居。
スラップスティック – 激しい身体的動作を伴うコメディ。日本では「ドタバタ喜劇」と訳される事が多いが、厳密には異なる(小林信彦によると、日本で「ドタバタ喜劇」と呼ばれる物はアドリブの要素が大きく、個々の演者の能力に依拠する部分が大きいのだが、「スラップスティック・コメディ映画」は綿密な構成と入念な打ち合わせや準備を要する物で、本質的に異なるという)。
シチュエーション・コメディ – ストーリー性の強い長編コメディ。そもそもは、「スラップスティック」の対義語として使われるようになった言葉である
スケッチ・コメディー – 笑いを題材にした寸劇のこと。日本では、フランス語で「スケッチ」と同意で使われる「コント」と言う言葉が定着しているため、使われることはあまりない。
ロマンティック・コメディ – シェイクスピアの『夏の夜の夢』のような非現実的な設定を持ち、男女の恋愛を描くロマン主義的なストーリーのコメディ。
スクリューボール・コメディ – シチュエーション・コメディの内、特に、男女が対立を繰り返しながら恋に落ちて行くというストーリー展開の、1930年代から1940年代にかけてアメリカ映画で流行したロマンティック・コメディ群を指す。
ソフィスティケイテッド・コメディ – ロマンティック・コメディの一種で、男女の洒落た会話を中心にストーリーが展開する映画作品。
ラブコメディ – 日本における恋愛要素のからむコメディ。和製英語。

喜劇 関連項目

演芸
漫談
漫才
寄席
アチャラカ
浅草オペラ
軽演劇
松竹新喜劇
吉本新喜劇
コメディ・フランセーズ
関連書 [編集]

喜志哲雄 『喜劇の手法笑いのしくみを探る』 集英社新書 集英社 ISBN 4-08-720331-X
中央大学人文科学研究所編 『風習喜劇の変容』中央大学人文科学研究所研究叢書 13 ISBN 4-8057-5308-0

ギャグ漫画

ギャグ漫画

ギャグ漫画(ギャグまんが)は、読者を笑わせるギャグ描写を中心として描かれる日本の漫画のこと。いわゆるコメディ漫画との違いは、現代日本においてコメディはほとんどが健全な笑いのイメージで使われることであり、またギャグは必ずしも笑顔(心の中だけでも)に誘導することは目的としない。

ギャグ漫画 歴史

ポンチ絵と呼ばれてきた明治期から、漫画という語が定着するようになった大正期の半ばから昭和に入って以降、長く漫画とは政治や世相を風刺して笑えるものという位置付けであった。

大人漫画においても子供漫画においても、ギャグのある漫画と断るまでもなく、漫画にとって笑いは不可分な要素であり、笑いのない漫画は存在しなかったのである。

ところが、子供向け漫画において、1960年代の後半頃より笑いの要素をなくした劇画が登場。同時期に赤塚不二夫の『おそ松くん』など少年誌では笑いに特化した漫画が人気を呼ぶようになった。こうして、1960年代後半から1970年代初めにかけて、漫画が笑いの要素のない劇画とギャグ専門のギャグ漫画に分化。ギャグ漫画というジャンルが成立した。

それまでの漫画の主流であり、依然として笑いと不可分でユーモアやナンセンスの要素を強く持った大人漫画は、青少年向けのストーリー漫画とギャグ漫画に食われる形で、1970年に文藝春秋の大人漫画誌『漫画読本』が休刊するなどジャンル自体が衰退していった。

コンピュータゲームのギャグ漫画化

ゲームの解説書や攻略本、及びゲーム雑誌においてコンピュータゲームをギャグ漫画化したものが載せられることがあった。またホビーメーカーと関わりの強い小学館の月刊コロコロコミックや別冊コロコロコミックにおいて、コンピュータゲームを原作としたギャグ漫画が掲載されている。

1990年〜 沢田ユキオ 『スーパーマリオくん』
1996年〜 穴久保幸作 『ポケットモンスター』
1999年〜 後藤英貴 『サルゲッチュ ウキウキ大作戦!』
2003年〜2006年 川野匠 『激闘!エグゼ兄弟ロックメーン』
2004年〜2008年 のむらしんぼ 『ラチェット&クランクガガガ!銀河のがけっぷち伝説』

エニックスは1990年から2006年において自社・他社のゲームを原作としたアンソロジー形式の4コママンガ劇場を発刊していた。4コママンガ劇場を描いていた漫画家がその後系列雑誌でギャグ漫画家として活躍している(柴田亜美の『南国少年パプワくん』や衛藤ヒロユキの『魔法陣グルグル』など)。またエニックスは月刊少年ギャグ王において4コママンガ劇場を描いていた漫画家を多数起用した。その後、エニックス系の雑誌ではギャグを受け入れる下地が出来ることとなり、金田一蓮十郎や木村太彦などの漫画家を輩出したり、くぼたまことなどの他誌で活動していた作家が連載を持ったりした。

不条理ギャグの台頭

不条理ギャグとは、読者にとって不条理で理解しがたい展開が起こるギャグを指す。何でもありなキャラクター、関係ないセリフ、脈絡の無い展開、ツッコミ不在などが使われる。
有名な作品として、
不条理日記(1978年)
コージ苑(1985年、ビッグコミックスピリッツ)
ぼのぼの(1986年、天才くらぶ)
伝染るんです。(1989年、ビッグコミックスピリッツ)
GOLDEN LUCKY(1990年、モーニング)
珍遊記(1990年、週刊少年ジャンプ)
クマのプー太郎(1991年、ビッグコミックスピリッツ)
セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん(1995年、週刊少年ジャンプ)
ジャングルはいつもハレのちグゥ(1996年、月刊少年ガンガン)
課長バカ一代(1996年、ミスターマガジン)
かってに改蔵(1998年、週刊少年サンデー)
ギャグマンガ日和(2000年、月刊少年ジャンプ)
ボボボーボ・ボーボボ、真説ボボボーボ・ボーボボ(2001年、週刊少年ジャンプ)
日常(2006年、月刊少年エース)
などがある。

ギャグ漫画 インターネット

インターネットの普及によって自サイト・漫画投稿サイト・ネタ絵投稿サイト・絵投稿サイト・動画投稿サイトなどでのアマチュアによるギャグ漫画作品の発表が増えている。プロの作品と比べ、2ch原作やパロディー、混沌としたものなどインディーズ的なものが多い。高津カリノ(現在ヤングガンガンに連載)やちょぼらうにょぽみ(現在まんがぱれっとLiteに連載)などのインターネット上でギャグ漫画を公開し人気を博していたアマチュア漫画家が漫画雑誌に連載するようになるケースが増えてきている。

また、出版社の運営するサイトでのギャグ漫画連載が出始めている。例えばガンガンONLINEに連載中の『男子高校生の日常』(山内泰延)や月刊少年シリウスのWeb版に連載中の『魔女っ娘つくねちゃんWEB』(まがりひろあき)などがこれである。

ギャグ漫画 内容

パロディ・ナンセンス・風刺、言葉遊び、あるあるネタ、下ネタ、現実には有り得ない不条理性を提示して笑わせる不条理ギャグなど、様々な笑いのパターンがある。それに加えて、時事性の強いネタ等を扱うことが多いので、時代とともに風化しがちであり、その時代の風俗を知る民俗資料ともなりうる。

絵柄は、写実的なものよりもデフォルメの強いコミカルなものになる傾向があるが、ストーリー漫画同様の絵柄の作品も多い。多くの作品ではストーリー性は薄く、連載作品でもストーリーの連続性はないものが比較的多い。ギャグ漫画においては、ストーリー漫画よりも「定番のパターン」を踏襲しないこと、漫画家自身が過去に存在したギャグとは違う新しいものを創造し続けることに価値が置かれる。

このような作業を長期間に亘って続けることは、精神に多大な負担が掛かることは想像に難くない。このためかギャグ漫画家は、山上たつひこや江口寿史、或いは小林よしのりのように活動の場を他に移したり、デビューからすぐにヒット作を送り出しながら漫画家を続けられなくなる例も多い。

ギャグ漫画家

この節には「独自研究」に基づいた記述が含まれているおそれがあります。これを解消するためにある情報の根拠だけではなく、信頼可能な解釈、評価、分析、総合の根拠となる出典を示してください。このタグは2008年9月に貼り付けられました。

主にギャグ漫画を執筆している漫画家や、代表作にギャグ漫画が含まれる漫画家を生年順に挙げる。

1930年代生
赤塚不二夫[1](1935年 – 2008年)
楳図かずお(1936年 – )
1940年代生
川崎のぼる(1941年 – )
タイガー立石(1941年 – 1998年)
谷岡ヤスジ(1942年 – 1999年)
永井豪(1945年 – )
植田まさし(1947年 – )
みなもと太郎(1947年 – )
山上たつひこ(1947年 – )
土田よしこ(1948年 – )
1950年代生
吉沢やすみ(1950年 – )
吾妻ひでお(1950年 – )
秋本治(1952年 – )
小林よしのり(1953年 – )
沢田ユキオ(1953年 – )
魔夜峰央(1953年 – )
コジロー(1953年-)
いがらしみきお(1955年 – )
鳥山明(1955年 – )
のむらしんぼ(1955年 – )
江口寿史[2](1956年 – )
えんどコイチ(1956年 – )
鴨川つばめ(1957年 – )
高口里純(1957年 – )
高橋留美子(1957年 – )
宮下あきら(1957年 – )
臼井儀人(1958年 – 2009年)
しりあがり寿(1958年 – )
新沢基栄(1958年 – )
とり・みき(1958年 – )
河合じゅんじ(1959年 – )
1960年代生
玉井たけし(1960年 – 2004年)
唐沢なをき(1961年 – )
島本和彦(1961年 – )
御童カズヒコ(1961年 – )
ガモウひろし(1962年 – )
田中圭一(1962年 – )
中川いさみ(1962年 – )
林正之(1963年 – 2010年)
相原コージ(1963年 – )
上野顕太郎[3]((1963年 – )
佐藤正(1963年 – )
トニーたけざき(1963年 – )
吉田戦車[4][3](1963年 – )
にわのまこと(1964年 – )
和田ラヂヲ(1964年 – )
うのせけんいち(1964年 – )
岡田あーみん(1965年 – )
浜岡賢次(1965年 – )
野中英次(1965年 – )
三宅乱丈(1966年 – )
樫本学ヴ(1967年 – )
ひかわ博一(1967年 – )
くぼたまこと(1967年 – )
久米田康治(1967年 – )
北道正幸(1967年 – )
ヤマザキマリ(1967年 – )
あずまきよひこ(1968年 – )
榎本俊二[3](1968年 – )
おおひなたごう[5](1969年 – )
大和田秀樹 (1969年 – )
木多康昭(1969年 – )
漫☆画太郎[6](1969年 – )
1970年代生
田丸浩史(1970年 – )
つの丸(1970年 – )
新井理恵(1971年 – )
かみやたかひろ(1971年 – )
古谷実(1972年 – )
平野耕太(1973年 – )
うすた京介[7](1974年 – )
田辺真由美(1974年 – )
小田扉(1975年 – )
島袋光年(1975年 – )
若杉公徳(1975年 – )
にざかな(にざ 1975年 – 、かな 1978年 – )
増田こうすけ(1976年 – )
澤井啓夫(1977年 – )
大亜門(1977年 – )
あらゐけいいち(1977年 – )
施川ユウキ(1977年 – )
曽山一寿(1978年 – )
前川涼(1978年 – )
津山ちなみ(1979年 – )
大島永遠(1979年 – )
1980年代生
金田一蓮十郎(1980年 – )
大石浩二(1982年 – )
高津カリノ(1982年 – )
中村光(1984年 – )
麻生周一(1985年 – )
桜井のりお(1985年 – )
はんざわかおり(1985年 – )
わじまさとし(1986年 – )
生年不詳
衛藤ヒロユキ
どおくまん
まるいミカ
なにわ小吉
のりつけ雅春
ハグキ
古賀亮一
平本アキラ
ポンセ前田
安永航一郎
南ひろたつ
美川べるの
熊田プウ助
田村信
土塚理弘
ながいけん
中邑みつ[8]
とんだばやしロンゲ[8]
菅原県[8]
見ル野栄司[8]
森みちこ[9]
saxyun

ギャグ漫画 参考資料

石子順造『戦後マンガ史ノート』 紀伊国屋書店、1975年
清水勲『漫画の歴史』 岩波書店、1991年
夏目房之介『手塚治虫はどこにいる』 筑摩書房、1992年
夏目房之介『マンガはなぜ面白いのか』 日本放送出版協会、1997年
夏目房之介『マンガの力 成熟する戦後マンガ』 晶文社、1999年
出典 [編集]

^ 西武ドーム移動支局 赤塚さん追悼の電光メッセージ /東京
^ 山上たつひこ選集を監修・江口寿史 長編ギャグ漫画、魅力全開
^ a b c Yahoo!動画、吉田戦車や榎本俊二などギャグ漫画家4人の座談会などを配信
^ 憂楽帳:夜更けのため息
^ 『読売新聞 都民版』2008年11月4日朝刊
^ 孤高のギャグ漫画家・漫画太郎の20周年DVDがキャンギャル募集
^ 人気ギャグ漫画家・うすた京介に聞く「ピューと吹く!ジャガー」
^ a b c d 【ニコニコ生放送】ギャグ漫画家だらけの大喜利バトル 第二弾
^ 富山ライトレール

ギャグアニメ

ギャグアニメ

ギャグアニメは、笑いを主体として作られているアニメである。視聴者を楽しませることを目的として制作される。

ギャグアニメ 概要

主に2~3本立てで構成、あるいは帯番組型式が中心となっているが『タイムボカンシリーズ』などストーリー型式の30分1話完結のものも多く、近年では『ボボボーボ・ボーボボ』など漫画作品原作のアニメでは連続もの型式(2本立てに分割されていても連続ものの型式になっている)が増えている。

海外では現在もスラップスティック中心のストーリー性が薄く笑いを重視した作品が多く作られているが、日本ではギャグを交えたストーリー重視のコメディものが主流になっている。

ギャグアニメはアニメ黎明時代では2・3頭身のキャラクターがドタバタを繰り広げるスラップスティックものが主流だが、1970年代後半『タイムボカン』のヒットにより、わかりやすいストーリーによる連続ものギャグアニメが確立することに成功した。

1980年代以降、通常の頭身のキャラクターによる笑いを中心とした「コメディアニメ」が多くなってきた。『機動戦士SDガンダム』のような既存のアニメ作品のパロディものや、『きょうふのキョーちゃん』や『サウスパーク』などの過激なギャグが売りの作品もある。

当初、ギャグアニメと言えば萌えとは無縁のものがほとんどだったが、近年では萌えアニメが増加するのに伴って『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』や『ぱにぽにだっしゅ!』などのようにギャグと萌えが融合したアニメも増えつつある。
『サザエさん』など当初はギャグアニメとして開始されたアニメ番組が次第にギャグ性が薄まっていきギャグアニメではなくなる例や、『ドラえもん』の劇場版ではギャグ性が皆無になっていることもある。
変わったところでは、日本語吹き替えの際にギャグアニメに変質した『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』のような例がある。

ギャグアニメ 一般的な特徴

ナンセンスなギャグが主体。
奇抜な登場人物が多いこと。
脇役や悪役が本来の主人公より目立っていて、エンディングテーマや挿入歌で彼らのテーマソングが使用される場合もある。
ワンパターンな内容が多く、毎回基本パターンに沿って構成される。
他の映画・ドラマ・漫画・アニメ・CM等パロディが取り入れられている。
本放送当時の流行語を本編に採用していることが多い。
全日帯で放映されている作品は長寿番組になる確率が高い。
リメイクされる作品も比較的多い。

ギャグアニメ 海外の主な作品リスト

日本のギャグアニメについてはCategory:ギャグアニメを参照。ただし、同カテゴリには海外作品も含まれている。
宇宙家族ジェットソン
ウッディー・ウッドペッカー
クマゴロー
原始家族フリントストーン/恐妻天国
サウスパーク
ザ・シンプソンズ
スカイキッドブラック魔王
スポンジ・ボブ
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※原語版ではシリアスであったが、日本語吹き替えの際にギャグアニメに変質した。
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ギャグ

ギャグ

ギャグ(Gag)とは、話題や行為の最中に挿入する短い言葉や仕草などで、滑稽な効果をもたらすものを言う。

ギャグ 概要

ギャグと似たような意味を持つ言葉に、「冗談」がある。冗談は、言葉による戯れを広い意味で指す。これに対し日本語におけるギャグは、冗談よりも短い言葉ないしは言葉の組み合わせであったり、滑稽な所作による戯れをも指している。またギャグの場合、主とする話題の内容と直接関係のないものや、即興性の強いものであることを暗に意味している。

また舞台や演劇や映画などにおいて、観客を笑わせる目的で行われる即興的な言葉や仕草を指す意味も持ち、後に漫画などでも使われるようになった。

現在では、日常における同様の行為をも指す言葉として広く使われている。

ギャグと滑稽・冗談・笑いとの違いは、ギャグには残酷なあるいは皮肉な種類のものが含まれることである。また、ギャグという言葉が浸透した昭和40年代は、笑いの表現が抽象的・記号的・強烈(残酷味を含んだ)化的に発展した時期であり、言葉の使われ方にもその影響があると思われる。

19世紀のヨーロッパの舞台俳優が観客の私語を止めさせて舞台に注目させるために始めたものである。英語gagは「猿ぐつわ(をはめる)」「言論の抑圧(をする)」との意味の他動詞・名詞であり、英国議会では討論の打ち切りを表す。また外科では開口器[1]。

ギャグの種類

ギャグには以下の種類がある。これらは組み合わせて使われることもある。奇矯な動作や発言などのほかに、いわゆるモノマネ芸なども観衆の注意を一気に引き寄せる手段としてよく用いられる。

ギャグ ことばによるもの

言葉の面白さで笑いを起こすもの。駄洒落(ないしオヤジギャグ)などもこれに含まれる。また声色の奇矯さやモノマネ(有名人モノマネ、「ええ声ぇ~♪」、四ヶ国語麻雀、笑いながら怒る人etc…)など。

ギャグ 所作によるもの(ビジュアル・ギャグ)

動作などで笑いを起こすもの。いわゆる、スラップスティック。ドツキ漫才などで相方を叩くこともこれに含まれる。

ギャグ キャラクター性によるもの

その人のキャラクター性によって笑いを起こすもの。服装や持ち物の意外性、性癖(驚くとしゃっくりをする等)など。言葉や所作によるギャグと組み合わされることが多い。モノマネ芸では顕著に見られる。

ギャグ その他
舞台や映画・映像などでは効果音や挿入音楽などによって笑いを呼び起こす工夫がある。また舞台装置や小道具、背景などを利用することもある。

表現上のギャグの効果

物語中に適度なギャグを織り込むことで息抜きになり、物語に対する集中力を持続させる。また、ギャグを言った人物への親近感を増加させる効果もある。この時形成された親近感は、後の物語の展開で活かすことも可能である。例えば観客に好まれるギャグを言っていた人物が物語上不幸に陥るようなことになれば、観客に深く同情される可能性が高い。

ギャグを過度に織り込んでしまうと、物語に対する集中力は逆に散漫になり、未熟な印象の作品ができ上がってしまう。また、時流や観客層に合わないギャグは、見る側を白けさせ、ギャグを言う人物に対して嫌悪感を抱かせる結果になる。ただし、ギャグそのものが作品の目的である場合は、この限りではない。ギャグを活用した変わり種のドラマとしては、ストーリーに絡まない部分でふんだんにギャグを織り込んで制作された明石家さんま主演の『心はロンリー気持ちは「…」』があった(脚本家とは別にギャグ考案のためのチームが組まれていたほどである)。

ギャグの寿命

人間の営みの滑稽さを表現する喜劇、落語などの笑いと違い、ギャグの寿命は大抵の場合非常に短い。時事問題を扱うギャグは、その時事問題が忘れられるに従い、面白さの熱は急速に冷めてしまう。

また、言葉によるギャグは時として流行語にもなるが、繰り返し人の口に上るに連れ、結局のところ急速に飽きられてしまう運命にある。ただし、所作を伴うギャグには再現の難しいものもあり、そのようなギャグは長く支持される場合もある。

短期に飽きられたギャグは、相当年が経過すると流行した時代・世相を回顧する役割として機能する場合もある。

芸人

芸人

芸人(げいにん)とは、なんらかの技芸や芸能の道に通じている人、または身に備わった技芸や芸能をもって職業とする人のことを指す。また、分野に関わらず、特に優れた技術を持っている場合に、その技術を褒め称える意味において芸人と呼ぶことがある。

近年はテレビ番組などの影響により、芸人という職そのものが「お笑いタレント」のみであるという間違った使われ方が多い。

かつては俳優や舞踊家を、さらに昔は碁打ちや将棋指しを芸人と呼ぶ場合もあったが、現代においてはあまり使われなくなってきている。

江戸時代には、芸人は芸を披露することで関所を手形なしで通ることができた。

コメディアン(喜劇俳優)

コメディアン(喜劇俳優)

コメディアン(comedian)とは、コメディ即ち喜劇を演じる俳優を指す(女性はコメディエンヌ、comedienne)。演芸を演じる者については「芸人」と呼称されることが多い[1]。

コメディアン(喜劇俳優) 概要

コメディアンは主に小道具等を用いたどたばた喜劇(スラップスティック・コメディ映画)をすることが多い。
道化師が派手な服装と化粧をし、どたばた喜劇をするが、ほとんどのコメディアンが言葉のスタイルのユーモアに焦点を合わせるため、道化師とコメディアンを区別することができる。

19世紀以前、コメディアンの主な活動の現場は舞台だった。映画の発達以降、舞台から映画に進出する者も現れ、国際的に名の知られるコメディアンも誕生するようになった。例えばボードビルのミュージシャンから表現活動を始め、後に多くの映画に出演したマルクス兄弟などがいる。

世界のコメディアン

チャールズ・チャップリン
バスター・キートン
ハロルド・ロイド
ローレル&ハーディ
マルクス兄弟
ダニー・ケイ
ジャック・タチ
ボブ・ホープ
ジェリー・ルイス
ピーター・セラーズ
ルイ・ド・フュネス
メル・ブルックス
ジャッキー・メイソン
モンティ・パイソン
ジェリー・サインフェルド
ビリー・クリスタル
ロビン・ウィリアムズ
ジョン・クリーズ
ジム・キャリー
ウーピー・ゴールドバーグ
ウドム・テーパーニット
スティーヴ・マーティン
エディ・マーフィ
ローワン・アトキンソン
グレアム・チャップマン

日本のコメディアン

いかりや長介
荒井注
森川信
花菱アチャコ
横山エンタツ
榎本健一
古川ロッパ
川田晴久
森繁久彌
有島一郎
三木のり平
伴淳三郎
益田喜頓
堺駿二
フランキー堺
トニー谷
渥美清
植木等
藤山寛美
大村崑
藤田まこと
由利徹
伊東四朗
東八郎
イッセー尾形
萩本欽一
坂上二郎
志村けん
三宅裕司
神田瀧夢
谷啓
関敬六
橋達也
八波むと志
南利明
茶川一郎
清水金一
岸井明
ハナ肇
桜井センリ
犬塚弘
安田伸
財津一郎
石井均
せんだみつお
高木ブー
加藤茶
仲本工事
すわ親治
長門勇
柳家金語楼
堺正章
南方英二
佐々十郎
芦屋雁之助
芦屋小雁
小松政夫
山茶花究
坊屋三郎
柄本明
石倉三郎
竹中直人
谷幹一
レオナルド熊
佐山俊二