私にとっては人生には美もなければロマンスもありません。 人生あるがままのものです。 そうして私は人生をあるがままに受け入れるつもりです。
バーナード・ショウ
われわれの人生は織り糸で織られているが、良い糸も悪い糸も混じっている。
ウィリアム・シェイクスピア
命短ければ、それだけ涙を見ることも少ない。
出典:西洋のことわざ
人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、 何事かをなすにはあまりにも短い。
中島敦
人生とは、切符を買って軌道の上を走る車に乗る人には分からないものである。
ウィリアム・サマセット・モーム
どん底で終わるより、一夜の王でありたい。
出典:キング・オブ・コメディ
人生は全て次の二つから成り立っている。 したいけど、できない。できるけど、したくない。
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
なんと速やかに我々はこの地上を過ぎて行くことだろう。 人生の最初の四分の一はその使い道もわからないうちに過ぎ去り、 最後の四分の一はまたその楽しさを味わえなくなってから過ぎて行く。 しかもその間の期間の四分の三は、 睡眠、労働、苦痛、束縛、あらゆる種類の苦しみによって費やされる。 人生は短い。
ジャン=ジャック・ルソー
ほがらかに死んでいくために、私は生きようと思う。
ゲレルト
人生を喜びなさい。 なぜなら、人生は、愛し、働き、遊び、星を見つめるチャンスを与えてくれたのだから。
ヘンリー・ファン・ダイク
人生は己を探す旅である。
藤本義一
人生には、全てをなくしても、 それに値するような何かがあるんじゃないだろうか。
出典:風とライオン
笑って暮らすも一生、泣いて暮らすも一生。
出典:ドイツの格言
世の中には幸も不幸もない。ただ、考え方でどうにもなるのだ。
ウィリアム・シェイクスピア
宴会と同じように、人生からも飲みすぎもせず、 喉が乾きもしないうちに立ち去ることが一番良い。
アリストテレス
人はいつだって、いろいろなものにさよならを言わなければならない。
ピーター・ビーグル
寒さにふるえた者ほど太陽を暖かく感じる。 人生の悩みをくぐった者ほど生命の尊さを知る。
ホイットマン
人生は食パンのような普通の年が多いが、ハムや辛子の年もある。 辛子も一緒に噛み締めなきゃならん。
出典:サンドイッチの年
ヘミングウェイが書いていた。 『この世は素晴らしい。戦う価値がある』と。 後半の部分は賛成だ
出典:セブン
一度だけの人生だ。だから今この時だけを考えろ。 過去は及ばず、未来は知れず。死んでからのことは宗教にまかせろ。
中村 天風
カテゴリ : こころに効く○○, さ行, 人生, 名言, 言葉のくすり 名言・格言
人生は、片手に幸福の黄金の冠を持ち、片手には苦痛の鉄の冠を持っている。 人生に愛されたものは、この二つの冠を同時に渡されるのだ。
ケー・エレン
いい日は幾らでもある。手に入れるのが難しいのはいい人生だ。
アニー・ディラード
人生にはただ三つの事件しかない。 生まれること、生きること、死ぬことである。 生まれるときは気がつかない。 死ぬときは苦しむ。 そして生きているときは忘れている。
ラ・ブリュイエール
人生はどうせ一幕のお芝居なんだから。 あたしは、そのなかでできるだけいい役を演じたいの。
寺山修治
人生を恐れてはいけない。 人生は生きるに値するものだと信じなさい。 その思いが、事実を作り出す手助けとなるであろう。
ウィリアム・ジェームズ
あなたは弱さから逃げることはできない。 時には最後まで戦わなければならないし、死んでしまうこともある。 戦うなら、何故今でないのか、あなたは何処にいるのか?
ロバート・ルイス・スティーヴンソン
運命が明日なにを決定するかを問うな。 瞬間こそ我々のものである。 さあ、瞬間を味わおうではないか!
リュッケルト
生きるべきか死ぬべきか。それが疑問だ。
ウィリアム・シェイクスピア
人生は決して、あらかじめ定められた、 すなわち、ちゃんとできあがった一冊の本ではない。 各人がそこへ一字一字書いていく白紙の本だ。 生きて行くそのことがすなわち人生なのだ。
大杉栄
人生というのは矛盾から成り立っているものなんだ。 もしも、矛盾の中心にちゃんと止まるものなら、人生の意味が分かるはずだ。
サム・シェパード
三月の風と四月のにわか雨とが五月の花をもたらす。
出典:西洋のことわざ
自分を憐れむという贅沢がなければ、 人生なんていうものには耐えられない場合がかなりあると私は思う。
出典:ヘンリ・ライクロフトの私記著者:ギッシング
人間として一方弱いところがなかったら、人生は分からないでしょう。
長与善郎
人生は外国語だ。 たいていの人間はそれを間違って発音する。
クリストファ・モレイ
畏れることなく醜にも邪にもぶつかって見よう。 その底に何があるか。 もしその底に何もなかったら人生の可能性は否定されなければならない。
有島武郎
自分の目標を達成している人、 あるいは今の自分に本当に満足している人には滅多に出会うものではない。 それなのに人生を左右するような問題の選択を大多数の意見に委ねるべきだろうか?
キングス・レイ・ウォード
誤りを犯さなければ、人生は非常に面白いものである。
ジョルジュ・カルパンティエ
馬で行くことも、車で行くことも、 二人で行くことも、三人で行くこともできる。 だが、最後の一歩は自分ひとりで歩かなければならない。
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
人生で最も良いものというのは、決して配給されることはない。 友情、忠誠心、愛は、配給券を必要としないものである。
ジョージT.ヒューイット
「明日は、明日こそは」と、 人はそれをなだめる。この「明日」が、彼を墓場に送り込むその日まで。
ツルゲーネフ
カテゴリ : こころに効く○○, さ行, 人生, 名言, 言葉のくすり 名言・格言
人生のバッターボックスに立ったら、見送りの三振だけはするなよ。
小林繁
人生はただ歩き回る影法師、哀れな役者だ。 出場の時だけ舞台の上で、見栄をきったりわめいたり、 そしてあとは消えてなくなる。
ウィリアム・シェイクスピア
人間が人間として生きていくのに一番大切なのは、
頭の良し悪しではなく、心の良し悪しだ。
中村 天風
人生とは、 病人の一人一人が寝台を変えたいという欲望に取り憑かれている一個の病院である。
ボードレール
もし人生が二回あればお母さんの言う通りに高校へ行くけど、 一回しかないんだから自分の自由にさせてください。
船木誠勝
智に働けば角が立つ。情に棹せば流される。 意地を通せば窮屈だ。兎角にこの世は住みにくい。
夏目 漱石
別れることがなければ、めぐり逢うこともできない。
出典:西洋のことわざ
人間の死ぬのはいつも早すぎるか遅すぎるかよ。 でも一生はちゃんとけりがついてそこにあるのよ。 一本、線が引かれたからには総決算しなけりゃ。 あんたは、あんたの一生以外の何ものでもないのよ。
サルトル
我々の一生の前半は親によって、後半は子供によって台無しにされる。
クラレンス・S・ダロウ
迷ったらダメなんだな。 人生の答えなんて、考えたって分かるものじゃない。 ただ、そのときそのときを、 ぎりぎり一杯生きている奴だけにその答えは見えてくるんじゃないだろうか。
藤本義一
我々は人生という大きな芝居の熱心な共演者だ。
カロッサ
人生は一冊の書物に似ている。 馬鹿者たちはそれはパラパラとめくっているが、 賢い人間はそれを念入りに読む。 なぜなら、彼はただ一度しかそれを読むことが出来ないのを知っているから。
ジョン・パウル
神のもとには大きなものも小さなものもありはしません。
人生においてもまた、大きなものも小さなものもありはしません。
あるものはただ、まっすぐなものと曲がったものだけです。
出典:光あるうち光の中を歩め著者:レフ・トルストイ
人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終わりなのだ。
リチャード・M・ニクソン
人生は恐れなければ、とても素晴らしいものなんだよ。
人生に必要なもの。それは勇気と想像力、そして少しのお金だ。
Yes, life is wonderful, if you’re not afraid of it.
All it needs is courage,imagination, and a little dough.
出典:ライムライト著者:チャーリー・チャップリン
乗りかけた船には、ためらわず乗ってしまえ。
ツルゲーネフ
この道より、われを生かす道なし。この道を歩く。
武者小路 実篤
状況?何が状況だ。俺が状況をつくるのだ。
ナポレオン・ボナパルト
いつかできることは、すべて今日でもできる。
ミシェル・ド・モンテーニュ
人生とは出会いであり、 その招待は二度と繰り返されることはない。
出典:指導と信徒著者:ハンス・カロッサ
カテゴリ : こころに効く○○, さ行, 人生, 名言, 言葉のくすり 名言・格言
人生は道路のようなものだ。 一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。
フランシス・ベーコン
世の中は、君の理解する以上に栄光に満ちている。
G・K・チェスタートン
生きるとは呼吸することではない。行動することだ。
ジャン=ジャック・ルソー
人生は学校である。 そこでは幸福より不幸の方が良い教師である。
フリーチェ
今日という日は、残りの人生の最初の一日。
出典:アメリカン・ビューティー
人間、志を立てるのに遅すぎるということはない。
ボールドウィン
人生は一箱のマッチに似ている。
重大に扱うのはばかばかしい。
重大に扱わねば危険である。
芥川 龍之介
人生はクローズアップで見れば悲劇 ロングショットで見れば喜劇
Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.
チャーリー・チャップリン
よく聞け、
金を残して死ぬ者は下だ。
仕事を残して死ぬ者は中だ。
人を残して死ぬ者は上だ。
よく覚えておけ
後藤 新平
天才になるのに遅すぎるということはない
It’s not too late to be a genius.
行く河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず、
よどみに浮かぶ泡沫は、且つ消え、且つ結びて、久しくとどまりたるためしなし、
世の中にある人と住家と、またかくの如し。
出典:方丈記著者:鴨 長明
生は永久の闘いである。 自然との闘い、社会との闘い、他との闘い、永久に解決のない闘いである。 闘え。闘いは生の花である。
大杉栄
過去の成果で未来を生きることはできない。 人は一生何かを生み出し続けなければならない。
カール・ハベル
人生は往復切符を発行していません。 ひとたび出立したら再び帰ってきません。
ローラン
森の分かれ道では人の通らぬ道を選ぼう。すべてが変わる
フロスト
人生において、万巻の書をよむより、 優れた人物に一人でも多く会うほうがどれだけ勉強になるか。
小泉信三
「真相」は分からない。 それを無理に追うよりも、曖昧さの薄闇の中に、物事をおぼろなままで放置せよ。 そこにあるおぼろな形が人生なのだ。
伊藤聖
人生の黄金時代は老いて行く将来にあり、 過ぎ去った若年無知の時代にあるにあらず。
林語堂
思った通りの人生ではなかった。しかし、よかったとなら言える人生だったかもしれない。
アルセーヌ・メルセデス・ヒロコ
平凡な人生こそ真の人生だ。 虚飾や特異から遠く離れたとことにのみ真実があるからだ。
フェーデラー
カテゴリ : こころに効く○○, 人生, 名言, 言葉のくすり 名言・格言
誰しも幸福を望みますが、
それを実感することにおいては
きわめて鈍感です。
生きていることの意味は
自分で探し勝ちとるものです。
それがつまり生きがいにつながります。
人間の体には3万6000もの遺伝子がある。
その多くが使われないままなんです。
それはあまりにもったいない。
違った環境に身を置けば、
うちに秘めた未開発の良き遺伝子が、
思わぬ花を咲かせるかもしれない。
人生とは
未知の自分に挑戦することだよ。
人のために自分を捧げる喜びを知っている人を、
プロと言います。
人生には無駄というものはないもの。
しかし、後にならないと、
その意味がわからないということが
たくさんあるのです。
つらいことでも苦しいことでも、
「体験」したことは、
間違いなくその人の強みになります。
習慣に早くから配慮した者は、
おそらく人生の実りも大きい。
年齢は勝ち負けではありません。
謙虚に、そして存分に味わえばよいのです。
ビジョンは大きいほうがいい。
たとえ自分が実現できなくても、
バトンタッチすればいいのですから。
きりのない欲望が、
あなたをしあわせから遠ざけます。
カテゴリ : こころに効く○○, は行, 名言, 日野原重明, 言葉のくすり 名言・格言
人間が人生において経験した喜びと、
悩みや悲しみを、その生涯の終りに秤にかけると、
どちらが重いだろうか。
多くの人の秤は、
悩みや悲しみのほうに
傾くことが多いのではないか。
人間が本当に自由になる時代が、
人生の最後にくる。
残された日々、まだ行ったことのないところに
行ってみようという計画もあると思う。
しかし何より大切なのは、
生きることについて、
これまで以上の「深さ」を
求めることではないだろうか。
老いた身の一番の不幸は孤独であり、
積極的に生きる方向と
目標がともに定かでないことである。
この孤独は、老いた人間を
悲しく沈没させてしまう。
未知の世界に自ら飛び込んで、
やったことのないことをやることによって、
使ったことのない脳が働き出す。
最期に自分の生涯を顧みて、
自らが生まれてこうなったことは意味がある
と考えられるように、
今日を生きることである。
外科手術や化学療法の発達した今日でもなお、
最も大切な治療法の一つは、
キリストの時代のごとく、
「言葉による癒し」なのである。
文化は命を愛するものである。
命を傷つけるものは、文化でも文明でもない。
心の良い習慣というのは
表情やしぐさにあらわれる。
人の顔つきも習慣なのです。
人は主義や主張より前に、
人間であることを必要とする。
人間の本質的な人間性を踏まえての、
主義、主張でなければならない。
よき眼と耳、暖かい手と配慮の心、
しみ込むような言葉を持ち、
患者と家族に接したい。
どんな困難に直面しても、
「ここから始まるのだ」と
とらえ直すことができれば、
私たちはかならず前進できます。
自分を相手に置き換える想像力を、
身につけたいものである。
人は最後の瞬間まで、
生きる希望に支えられるべきなのです。
カテゴリ : こころに効く○○, は行, 名言, 言葉のくすり 名言・格言
人間にとって最も大切なのは、
命の長さだと思っている人は多い。
しかし、私が出会った人を振り返ってみて、
その人の命が素晴らしい命だと
思える人においては、
ごく少数の例外はあるにせよ、
命の長さはあまり問題ではない。
人間の夢見る幸福というのは、
往々にして、貧乏するとか、
仕事に失敗するとか
あるいは病気にかかるということによって、
一瞬にして不幸に変わってしまうような、
儚いものである。
病のなかにも心の幸福を得るためには、
どうしたらよいかということを、
考えなくてはならない。
生きがいとは、
自分を徹底的に大事にすることから始まる。
私たちの身体は土でできており、
身体は早晩、土に還る。
私たちは、この土の器の中に、
はかりしれない宝を入れることが出来る。
私たちの寿命は、
土の身体に何を容れるかを
模索することで費やされる。
器は器のためにあるのではなく、
中に何ものかを容れるためにあるからである。
鳥は飛び方を
変えることは出来ない。
動物は這い方、走り方を
変えることは出来ない。
しかし、人間は
生き方を変えることが出来る。
何事も、今ある規則のとおりに
やっていたのでは進歩はない。
規則を破るようなことをやらないと、
現状はなかなか変わらない。
規則を破ったとしても、
皆が応援するような破り方をすればよい。
そうすれば、新しい良い規則がずっと早く出来る。
これまでの教育は、出来あがったデータを
記憶させる教育であった。
困難な問題にぶつかったときに、
問題解決が出来るような能力を与えられていない。
本当に学ぶべきなのは、
問題とどう取り組むか、
どういう戦略を立てるべきかということである。
学校を出てからも
自分で出来るような頭の仕組みを作る。
そして、その仕組みに従って生活をし、
行動することが必要なのである。
自分のためにでなく、
人のために生きようとするとき、
その人は、もはや孤独ではない。
なんと言っても、
人が人に与える最高のものは、
心である。
他者のための「思い」と
「行動」に費やした時間、
人とともにどれだけの時間を
分けあったかによって、
真の人間としての証がなされる。
自分の命がなくなるということは、
自分の命を他の人の命の中に
残していくことである。
自分に与えられた命を、
より大きな命の中に
溶け込ませるために生きていくことこそ
私たちが生きる究極の目的であり、
永遠の命につながることだと思う。
二十世紀の日本人は、
自分の中にないものを先進諸国から
とりいれようとして忙しく働きすぎた。
そして、古来の日本人の内にあったよきもの、
奉仕する心、人情、よき伝統を忘れてしまった。
私たちに与えられた恵みを数えてみれば、
どんな逆境にあったとしても、
受けているものの方が、
与えるものよりも多いことに気付く。
受けた恵みを、どこかで返そうと
考えたいものである。
自分以外のことに自分の時間を提供するためには、
周りの人間から孤立して、
自分だけの世界に閉じこもっていてはいけない。
人々とともに生きる世界に自分を置き、
周囲がいま何を必要としているのか、
自分には何ができるのかを絶えず考えながら、
毎日の生活を送る必要がある。
多くの人々は自分の財産や名声や
地位を得るために全力投球している。
それなのに、財産やお金よりも大切な、
自分の命のために全力投球している人は少ない。
なぜ、その大切な命のために、
時間と財産を提供しないのか、
そうして安全に確保された命を
思いきり有効に使おうとしないのか。
自分の命を自分で格調高く保つための勉強を、
めいめいがもっとしなければならない。
老人のケアは苦労も多い。
しかし、いつの日にかあなたも、
あなたが老人にしたようなやり方で、
ケアされる日が必ず来るのである。
カテゴリ : こころに効く○○, は行, 名言, 日野原重明, 言葉のくすり 名言・格言
自分自身をいろいろな条件にぶっつけることによって、
はじめて自分全体の中に燃えあがり、
広がるものが感性だよ
『強く生きる言葉』
自分の中に毒を持て
『自分の中に毒を持て』
死ぬのもよし、生きるのもよし。
ただし、その瞬間にベストを尽くすことだ。
現在に、強烈にひらくべきだ
『自分の中に毒を持て』
一流だから知りたい、
好きになりたいなんていう、
さもしい根性をもたずに、
自分のほんとうに感動する人間を探し、
つかまえるんだね
『自分の中に毒を持て』
背広を着て現代を受け入れながら、
本質的にはねかえしていくんだ。
制約されるからこそ、内にたぎる、
反逆する情熱。
それを色、形、言葉、行動として
爆発させていくんだよ
『強く生きる言葉』
四角い枠にこだわるな。
キャンバスからはみ出せ
ジミー大西への激励の手紙
NHKテレビ 『にんげんドキュメント ぼちぼちいこか
~画家・ジミー大西~』
迫力あるよ。いいじゃない。
少しまとまり過ぎてるぐらいだね。
もっと平気ではみ出しちゃえばいいんだ
ジミー大西への激励の手紙
NHKテレビ 『にんげんドキュメント ぼちぼちいこか
~画家・ジミー大西~』
挫折は飛躍の足がかりになる。
だから、挫折を怖れちゃだめだ。
落っこちたり上がったりして、
全身を躍動させるんだ
『太郎に訊け!3』
これは頭で考えるわけじゃない。
全身にひらめくんだな。
瞬間にあるものがさっと現われ、
そのものに向かって全身でぶっつけていくわけだ。
それが色になり線になる。
夢自体が、むくむくとひらいてくるんだ
『太郎に訊け!3』
占いなんか蹴とばしてやればいいんだよ
『太郎に訊け!3』
弱い人間は、やさしくはあり得ない。
ぼくはそう思うね。
キミは、弱さをやさしさで隠しているというけれど、
もしほんとに隠しきることができるんだったら、
それは強さだよ
『太郎に訊け!3』
ぼくは現在の、瞬間瞬間に賭ける。
将来なんて勝手にしろだ。
いまここで、爆発するんだ
『太郎に訊け!3』
キミが、学校の校則に腹を立てるなら、
その怒りをぼくのように、
自由を抑えようとするこの世の中全体に向けて
爆発させるべきだ
『太郎に訊け!3』
甘えたい、優しくしてもらいたい、
という気持ちは幼いほど強いかもしれないけれど、
ほんとうの寂しさというのは、
たとえ両親が健在でも、兄弟があろうがなかろうが、
人間存在そのものの底にある孤愁だよ
『太郎に訊け!3』
漠然なんて表現は、ごまかしにすぎないんだ。
いま、漠然としているから、永遠に漠然としちゃうんだ。
具体的な夢を、いまもってないといけないんだ
『太郎に訊け!』
いまはまだとか、いずれまたというのが、
つまらないゴマカシなんだよ。
大切なことは、いま現在の“時点”なんだ
『太郎に訊け!』
人生に挑み、ほんとうに生きるには
瞬間瞬間に新しく生まれかわって
運命をひらくのだ。
それには身心とも無一物、
無条件でなければならない。
捨てれば捨てるほど、いのちは分厚く、
純粋にふくらんでくる
『自分の中に毒をもて』
今さら焼けてしまったことを嘆いたり、
それをみんなが嘆かないってことを
また嘆いたりするよりも、
もっと緊急で、本質的な問題が有るはずです。
自分が法隆寺になればいいのです
『日本の伝統』
太陽の塔が作られたころは高度成長期の絶頂で、
日本中が進歩、GNPに自信満々の時代だった。
そこへ万国博。恐らく全体が進歩主義、
モダーニズム一色になることは目に見えていた。
そこで私は逆に時空を越えた、絶対感。
馬鹿みたいに、ただどかんと突っ立った
「太陽の塔」を作ったのだ。
現代の情報への激しい挑みの象徴として
『画文集・挑む』
人間はすべてその姿のままで宇宙にみち、
無邪気に輝いているものなのだ
『日本万国博 建築・造形』
爆発などというと、ドカーンと大きな音がして、
物が飛び散ったり、血が流れる暴力的なイメージを
抱かれるかもしれない。
が、私のいう爆発はそんなのではない。
音もなく、おどろおどろしい残骸もなく、
ぱーっと宇宙に放射する。無償、無目的に。
色でない色、形でない形で。
全生命が瞬間的にひらききることが爆発なのだ
『岡本太郎 歓喜』
色を使って色を超え、無色の場所に、
幻惑的な色彩を展開することこそ芸術である
『原色の呪文』
孤独に生きるということは、
人間全体として生きることなんだ
他人が笑おうが笑うまいが
自分で自分の歌を歌えばいいんだよ
『太郎に訊け!』
人は誤解を恐れる。
だが本当に生きようとする者は
当然誤解される。
誤解される分量に応じて、
その人は強く豊かなのだ。
誤解の満艦飾となって、
誇らかに華やぐべきだ
『強く生きる言葉』
あれは孤独で、太陽に向かい、
大地に向かって挑みつづけるだろう
「太陽の塔」について
『岡本太郎 歓喜』
カッコウにとらわれそうになったら、
自分を叩きつぶしてやれ
『強く生きる言葉』
今、この瞬間。まったく無目的で、無償で、
生命力と情熱のありったけ、全存在で爆発する。
それがすべてだ
『自分の中に毒をもて』
一つの顔の宇宙の中に、
また無限の顔、
そして目玉が光っている。
言いようのない実在感をもって
『美の世界旅行』
まったく、原色を使うだけで、
どの位きらわれ、憎まれたかわからない。
私は現代日本の色彩の貧しさ、
にぶさに窒息する
だから象徴的に、原色をぶつけるのだ
『岡本太郎 歓喜』
世界をこの眼で見ぬきたい。
眼にふれ、手にさわる。
すべてに猛烈に働きかけ、体当たりする。
ひろく、積極的な人間像を
自分自身につかむために
『岡本太郎 歓喜』
人間だって孤独のなかで、
静かに瞑想していても、
その裏側ではウジと同じで
ザァーッと音をあげて
生命の炎が燃えているんだ。
つまり、生命というのはそれほど、
凄まじいものなんだねえ
『太郎に訊け!』
くり返して言うが私自身のモチーフは
母・子という私情ではない。
純粋ないのち、それを総身に
花ひらかせた人間を讃えるのだ
『一平かの子』
人生を真に貫こうとすれば、必ず、
条件に挑まなければならない。
いのちを賭けて運命と対決するのだ
『自分の中に毒をもて』
目は存在が宇宙と合体する穴だ。
その穴から宇宙を存在のなかにとけ込ます
『美の世界旅行』
人間はどんなに未熟でも、
全宇宙をしょって生きてるんだ
『太郎に訊け!』
打ったその瞬間が絶対なので、
何本目だなんていうことは、
どうでもいいんだよ
王貞治選手の通算本塁打記録について尋ねられ
『太郎に訊け!2』
いつも、繰りかえし言うことだけれど、
自分に能力がないなんて決めて、
引っ込んでしまっては駄目だ。
なければなおいい、
今まで世の中で能力とか才能なんて
思われていたものを超えた、
決意の凄みを見せてやるというつもりで、
やればいいんだよ
『太郎に訊け!2』
孤独こそ人間が強烈に生きるバネだ。
孤独だからこそ、全人類と結びつき、
宇宙に向かってひらいていくんだ
『太郎に訊け!2』
相手に伝わらなくてもいいんだと思って
その純粋さをつらぬけば、
逆にその純粋さは伝わるんだよ
『太郎に訊け!2』
生活にはさまざまの条件がある。
ある程度それに順応しなければ生きてゆけない。
しかし、順応しながら、一方では
純粋に己れをつらぬくことができる。
相対的と絶対的の矛盾のなかに、
己れを生かしてゆくのが
ほんとうの人間だよ
『太郎に訊け!2』
人生はキミ自身が決意し、貫くんだよ
『太郎に訊け!2』
ほんとうに純粋な悪というのは
善を超えるような悪のことだ。
もしも、そういう純粋な悪に徹しきれるなら、
その悪を貫きとおせばいい
『太郎に訊け!2』
神さまは、そんなことは教えちゃいない。
神さまは、正しいことはどんなことなのか知りはしないよ
『太郎に訊け!2』
第一、死と直面して、
助けてくれるものなんてありゃしないよ。
そこがおかしいね。
ぼくは、ただ生きようと思うだけだ。
危険なら危険なほど、
ますます生きようと思うだけだね
『太郎に訊け!2』
血をながしてニッコリ笑っている、
それが命がけのぼくの遊びさ
『太郎に訊け!2』
まったく無防備な生命。
しかし力強く、ありったけの力をこめて
オギャアー、オギャアーと泣く。
悲しいからではない。嬉しいからでもない。
生命が無条件に外に向かって
ふき出しているのだ
『自分の中に毒を持て』
自分がマメツブならそれでいい。
小さな存在こそ世界をおおうのだ
『自分の中に毒を持て』
人間だれでもが身体障害者なのだ。
たとえ気どった恰好をしてみても、
八頭身であろうが、
それをもし見えない鏡に映してみたら、
それぞれの絶望的な形でひんまがっている。
しかし人間は、切実な人間こそは、
自分のゆがみに残酷な対決をしながら、
また撫でいたわりながら、人生の局面を
貫いて生き、進んでいくのだ
『自分の中に毒を持て』
自分のひそかな歪みにたえながら、
それを貫いて生きるしかない。
そして救われたり、救われなかったり。
目をこらして見れば、それがあらわに
人間生活の無限のいろどりとなっているのが見えるだろう
『自分の中に毒を持て』
ほんとうの出会いは、約束ごとじゃない。
たとえば極端なことを言えば、
恋愛というものさえ越えたものなんだ。
つまり自分が自分自身に出会う、
彼女が彼女自身に出会う、
お互いが相手のなかに自分自身を発見する。
それが運命的な出会いというものだ
『自分の中に毒を持て』
子供の頃から私は自分の胸の
奥深いところに神聖な火が燃えているという、
動かし難い感覚を持っていた。
それは誰にも冒させることのできない、
絶対的な存在感なのだ
『自分の中に毒を持て』
おれは神聖な火炎を大事にして、まもろうとしている。
大事にするから、弱くなってしまうのだ。
己自身と闘え。自分自身を突きとばせばいいのだ。
炎はその瞬間に燃えあがり、あとは無。
――爆発するんだ
『自分の中に毒を持て』
繰り返して言う。
何度でもぼくは強調したいのだ。
すべての人が芸術家としての情熱を
己の中に燃えあがらせ、政治を、経済を、
芸術的角度、つまり人間の運命から見かえし、
激しく、強力に対決しなければならないと
『自分の中に毒を持て』
強烈に生きることは常に死を前提としている。
死という最もきびしい運命と直面して
はじめていのちが奮い立つのだ。
死はただ生理的な終焉ではなく、
日常生活の中に瞬間瞬間に
たちあらわれるものだ
『自分の中に毒を持て』
今日の芸術は、
うまくあってはいけない。
きれいであってはならない。
ここちよくあってはならない
『今日の芸術』
新しいといわれたら、それはもうすでに
新しいのではないと考えたってさしつかえないでしょう。
ほんとうの新しいものは、
そういうふうに新しいものとさえ思われない、
たやすく許されない表現のなかにこそ、
ほんとうの新鮮さがあるのです
『今日の芸術』
過去によって現在があるのではない。
逆に現在があって、はじめて過去があるのだ
『私の現代芸術』
あなた方がこれはやってはいけないことだ、
と思われるようなことこそ、大ていの場合、
むしろやらなきゃいけないことである
『芸術と青春』
人間の矛盾は、激しく世界を意識し、
他にかかわればかかわるほど、
自分自身は孤独になるのだ。
逆に言えば、孤独であればあるほど、
他にかかわる
『眼 ─美しく怒れ─』
しかし眼に見えない存在が
我々の世界には満ち満ちています。
お母さんの不滅の存在が
今は僕達のいのちの中に喰入って
生きて居るのです
『母の手紙』
血の気のある人間が、
この世の中で自分をつらぬこうとしたら、
猛烈にヤセがまんするほかない
『父母のこと』
芸術の歴史は、いわば時間が逆に働いている。
進めば進むほどすでに超えてきた出発点が
前方にせり上がってくる
『岡本太郎 歓喜』
現在は真空である。
すべての時間はのり超えられている。
現代芸術は真空の中で苦悶する。
しなければならない。素肌のまま
『岡本太郎 歓喜』
問題は決して平板ではない。
見せる、と同時に見せないという矛盾が、
一つの表情の中に内包され、
充実していなければならないのだ
『岡本太郎 歓喜』
絵を見にきたんじゃない。
芸術にぶつかりにきたんだ
1964年西武百貨店で個展を開き
、記録破りの入場者数を記録。
「あれは一体、絵を見に入ったのかね?」
と皮肉をいわれ
『岡本太郎 歓喜』
芸術とは、愛したり理解したりするものではない。
それによってひっ捉えられ、つきとばされる。
ついに踏みとどまって自分で立ち上がる。
そういう力である
『岡本太郎 歓喜』
絶望を彩ること、それが芸術だ。
絶望するとき、あたりがくろぐろと淀む。
その虚しさを抱きながら、
私はまったく反対の世界をひらくのだ
『岡本太郎 歓喜』
絶望こそ孤独のなかの、人間的祭りである。
私は絶望を、新しい色で塗り、きりひらいて行く。
絶望を彩ること、それが芸術だ
『岡本太郎 歓喜』
過去のできあいのイメージにおぶさるのでなく、
豊かな精神で自分たちの新しい神話・伝説を
つくるのが芸術であり、また生活なのです。
できあいのものなら、やすやすと認めようとする、
奴隷的な根性からぬけだして、
新しい神話をたくましく創造していくべきです
『今日の芸術』
ほんとうの芸術は、時代の要求にマッチした
流行の要素をもっていると同時に、
じつは流行をつきぬけ、流行の外に出るものです。
しかも、それがまた新しい流行をつくっていくわけで、
じっさいに流行を根源的に動かしていくのです
『今日の芸術』
まことに芸術はいつでもゆきづまっている。
ゆきづまっているからこそ、ひらける。
そして逆に、ひらけたと思うときに
またゆきづまっているのです。
そういう危機に芸術の表情がある
『今日の芸術』
今日の芸術は、
うまくあってはいけない。
きれいであってはならない。
ここちよくあってはならない
『今日の芸術』
すぐれた作品に身も魂もぶつけて、
ほんとうに感動したならば、その瞬間から、
あなたの見る世界は、色、形を変える。
生活が生きがいとなり、今まで見ることのなかった、
今まで知ることもなかった姿を発見するでしょう。
そこですでに、あなたは、
あなた自身を創造しているのです
『今日の芸術』
自分が描いてもいい、すぐ描けると思うような、
平易で、単純、だがしかし、生活的な、
積極性をもった形式こそが、
今日の芸術、今日の美なのです
『今日の芸術』
ほんとうの自分の力だけで創造する、
つまり、できあいのものにたよるのではなく、
引き出してこなければならないものは、
じつは自分自身の精神そのものなのです
『今日の芸術』
現在にないものは永久にない、
というのが私の哲学です。
逆に言えば、将来あるものならば
かならず現在ある。
だからこそ私は将来のことでも、
現在全責任をもつのです
『今日の芸術』
いや、こちらが与えにゆくんです
パリとニューヨークで個展を開く前、
「今度あちらへ行かれて、何を得て
こられるのでしょうか?」と尋ねられ
『今日の芸術』
自分が自分自身で思いこんでいる
自分の価値というものを捨てさって、
自分の真の姿をはっきりさせ、
ますます自分自身になりきるということ、
それがまた、じつは、おのれの限界をのり越えて、
より高く、より大きく自分を生かし、
前進させてゆくことなのです
『今日の芸術』
繰り返していうが、画面の上だけではなく、
一個の社会人として発言し、文化に対し、
歴史的に生活的にどうひびきを
伝えるかということ、それが問題なのだ
すべての古典はそれぞれの時代に、
あらゆる抵抗にたいして現在を決意し、
たくましい生命力を充実させた精神の成果です。
過去の権威によりかからず、おのれを卑下せず、
はげしく生ききった気配にあふれています。
そういうものだけが伝統として、
精神的に、肉体的に、
われわれ現在を決意したものに
びりびり伝わってくるのです
『原色の呪文』
「危険な道をとる」
いのちを投げ出す気持ちで、自らに誓った。
死に対面する以外の生はないのだ。
その他の空しい条件は切り捨てよう。
そして、運命を爆発させるのだ
おのれをのりこえるということは、
極端におのれ自身になりきること以外にはありません
『今日の芸術』
だが今も言ったとおり、われわれは今日、
一面においては世界的に共通の形式の中に
生活しているのであって、世界の因果が、
われわれの骨肉にかかわっているのです。
それと正しく対決することによって、
われわれの土台から新しい文化をうちたてて行く、
それが人間の伝統を輝かしく受けついで行く
生き甲斐であることは確かです
『今日の芸術』
なま身でぶつかって、
そこから引きだせるもののすべて、
今日の生活が、そこから取りあげてゆけるものの
すべてを正しく生かし、再生してゆくべきです。
形骸としての過去を容赦なく否定する。
そのような創造的ないとなみこそ、
じつは本質的に過去と結びつき、
正しく伝統を受けつぐ方法です
『今日の芸術』
伝統は自分にかかっている。
おれによって生かしうるんだ、と言いはなち、
新しい価値を現在に創りあげる。
伝統はそういうものによってのみ
たくましく継承されるのです。
形式ではない。
受けつがれるものは生命力であり、
その業――因果律です
『今日の芸術』
天空に我あり
自分でコントロールできない意識なんてない。
気がつけばいいんだ
『芸術は爆発だ!』
男の見る世界と女の見る世界とは彩りが違う。
男だけ、女だけでは、世界観は成り立たない。
存在であり得ない。
双方の見方、感じ方、生命感をぶつけあい、挑みあい、
渾然とからみあってはじめて本当の世界をつかむのだ
『にらめっこ』
それは……当人に聞いてみないと解らないねえ
「なぜ太陽の塔みたいなものが出てきたのか?」
との問いに、太陽の塔の方を眺めながら
『芸術は爆発だ!』
傷つけ、傷つけられる、
そのいたみこそ青春のあかしだ。
青春こそがこの世界の肉体であり、
エネルギー源なんだ
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