『ダメ犬グー―11年+108日の物語』~どうしても命はいつか、消えていくもの~
ダメ犬グー―11年+108日の物語
【大 丈夫の評価】 91 点
これは、ドーベルマンのダメ犬グーの話だけど、「大切ないのち」が生まれ、成長し、衰え、亡くなっていくまでの話です。
ペットも人間も、「大切ないのち」をひとつだけもっていて、それは、どんなにお金を払っても交換不可能なんですね。
ダメ犬グーのおかしいところ、かわいいところ、困ったところが、やさしさの溢れるイラストで描かれています。
グーの食事の様子や体のどこかを、いつも飼い主にくっつけている姿や、寂しがりやなのも、目に浮かぶようで、
犬好きな人なら共感度100%近くいきそうです。
この本を読むことで、今、犬を飼ってる人なら、愛犬と過ごしてる、その一瞬、一瞬が、どんなに貴重なことか身にしみますし、
愛犬が亡くなるときの後悔を、ほんの少しなら、減らすことができるようになるかも知れません。
どうしても命はいつか、消えていくものですが、その前に、家族を、恋人を、友達を、あとで後悔が少ないように、
今から大切にするしかない!とやさしく諭してくれてるような本でした。
ダメ犬グー―11年+108日の物語
【大 丈夫の評価】91 点
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