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恋愛とは二人で愚かになることだ。

ポール・ヴァレリーの名言

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人間は自分自身と折り合える程度にしか他人とも折り合えない


最も深いもの、それは皮膚である


栄光とは、私に可能であることが、それが不可能である人々に与えた感銘である。


自分の現実的な必要や、実証できる能力に従って、自己の精神を作り直さなかった人々の意見はまったく取るに足りない。
 

天分のない才能は取るに足りない。才能のない天分は何ものでもない。


いかなる美も要約することはできない。


最大の偉人たちとは自己の判断を断固として信じた人であった。
しかし最大の愚か者たちも同じである。



その歴史のある時期に世界征服を企てた国民の他、偉大な国民はない。
理由は簡単だ。この欲望とこの努力は卓越した生命力を指し示す。
ユダヤ人。ギリシア人。


己れ自身にとって人間の中で最も困難な人間になることを
試みなければならない。そして、そこにこそ誇りがあるのだ。

偉人とは小人を十倍したものではない。

個人の価値はその人の手本の価値に比例する。


香水をつけない女に未来はない


湖に浮かべたボートをこぐように
人は後ろ向きに未来へ入っていく
目に映るのは過去の風景ばかり
明日の景色は誰も知らない


思考は極端なるものによってのみ進むが、
中庸なるものによってのみ存続する。


新しいものの中で最も善きところは、人間の最も古い要請に応える点だ。


狼は草に依存する子羊に依存している。草は狼によって守られている。肉食動物は草木を保護するが、草木は間接的に肉食動物を養っている


最も偉大なる人とは、彼自身の判断に信頼することをあえて行う人間である。もっとも、愚かな人もまた、それと同様だが・・・


理想とは、不満の意を表現する方法のことである


世の中には創造する天才があるように、探す天才もあり、
書く天才があるように、読む天才もある


己の夢を書こうと欲する者は、かえって目覚めていなければならない


人が愛したことのない、けっして愛そうもない人々に対しては真の憎しみはあり得ない。憎まれるに値しないような人に対しては極端な愛はけっして生まれない

人生は謙譲という永い教訓である


魂を肉体から分離させるものは、生であって死ではない


竜虎は常に、人目につきたくない人が目につきたい人を模倣する事にあるから、
その結果、流行は自動的に変化する。だが、商人がこの流行の振り子を操作する。


エロチシズムは、真実を告白しようとする人々にとって、決して疎遠なものではない



欲望と渇望の対象としての女性、道具であり、かつ装飾である女性、
快楽と生殖の器具である女性

アンブロワズ=ポール=トゥサン=ジュール・ヴァレリー(Ambroise-Paul-Toussaint-Jules Valéry, 1871年10月30日 – 1945年7月20日)は、
フランスの作家、詩人、小説家、評論家。
多岐に渡る旺盛な著作活動によってフランス第三共和政を代表する知性と称されています。

ポール・ヴァレリーの生涯と作品

1871年、地中海沿岸の港町セットに生まれる。母ファニーはトリエステ生まれのイタリア人。
ちなみに同年の7月には『失われた時を求めて』の作者マルセル・プルーストが生まれている。

1884年、モンペリエに移住。この頃から文学に関心を持ち始め詩を書き始める。1887年3月、父バルテレミー死去。1888年、モンペリエ大学法学部入学。
少年時代はポーやボードレール、ランボーの詩に熱中していた。
1889年頃、ユイスマンスの『さかしま』を耽読し、そこに引用されていたマラルメの未完の詩『エロディヤード』の断片に魅せられる。

1890年5月、モンペリエ大学創立600年記念祝賀で偶然、パリからやってきた詩人ピエール・ルイスと知り合い親交を深める。
ルイスはヴァレリーとの文通のなかでマラルメの『エロディヤード』の詩を30行ほどを書き送り、ヴァレリーを感激させる(1890年9月頃)。
12月、ルイスを通してアンドレ・ジッドと知り合い、終生その友情関係を結ぶ。またこの頃、マラルメに手紙を書き送り、返事をもらっている。
1891年頃、詩作が活発になり、ルイス主宰の同人誌『ラ・コンク』創刊号に『ナルシス語る』を投稿する。同年9月、母と共にパリへ。ユイスマンスとマラルメに会う。

1892年9月から11月、母方の親戚の住むジェノヴァに滞在した。この頃詩人としての才能を疑い、文学的な営みに対して激しい嫌悪を抱くに至ったヴァレリーは次第に文学から遠ざかった。
そして片思いの恋慕など、雑多な思考を切り捨て、知性のみを崇拝することを決意した。この決意はジェノバ滞在中の記録的な嵐があった晩と同時期とされる為、「ジェノバの夜」と呼ばれている。
そして1894年から『カイエ』と呼ばれる公表を前提としない思索の記録をつづり始め、その量は膨大な量(およそ2万6千ページ)となった。
1895年に評論『レオナルド・ダ・ヴィンチの方法序説』を発表、1896年に小説『ムッシュー・テストと劇場で』を発表の後、『カイエ』の活動を基軸とした20年に及ぶ文学的沈黙期に入る。

1917年4月、ジッドの勧めにより創作していた『若きパルク』をNRF誌上で発表し、一躍名声を勝ち得る。
1922年、『魅惑』発表。1925年、アナトール・フランスの後任としてアカデミー・フランセーズ会員に選出される。
1937年からはコレージュ・ド・フランスの詩学講座を担当する。数多くの執筆依頼や講演をこなし、フランスの代表的知性と謳われ、第三共和政の詩人としてその名を確固たるものしていく。1945年死去。
その死はドゴールの命により戦後フランス第一号の国葬をもって遇せられた。

ジッドの尽力により、1930年から逝去した1945年にかけて、断続的にほぼ毎年ノーベル文学賞候補としてノミネートされたが[1]、受賞はかなわなかった。
モンペリエ大学の法学部出身であり、現在のモンペリエ第3大学(文学部)には彼の名前が冠せられている。ちなみに8歳年上の兄ジュールは同大学法学部教授であり、後に総長となっている。ルノワール、ドガらとの親交もあり、画家ベルト・モリゾの姪が妻ジャニ・ゴビヤールである。

ポール・ヴァレリーと日本

日本では、アルベルト・アインシュタインの相対性理論をいちはやく理解した詩人として知られるようになった。
小林秀雄訳「テスト氏」が早くから読まれ、詩は堀口大學が訳し、ヴァレリー自身と書簡のやり取りもしている。
戦前(昭和初期)より佐藤正彰・河盛好蔵・吉田健一等が訳し、創立間もない筑摩書房で『全集』は刊行された。一度目は戦局の悪化で、二度目は戦後の出版事情で未完となった。
『全集』は、1960年代後半より佐藤正彰・鈴木信太郎等の編集により出版開始。新装版と増補版も刊行した。21世紀に入ると清水徹や恒川邦夫などの新訳が刊行されている。

ポール・ヴァレリーの主な著作(邦訳)

『天使』 初期詩集
『レオナルド・ダ・ヴィンチの方法 序説ほか』(1895年)、(山田九朗訳、岩波文庫)
『ムッシュー・テスト』(1896年)、(清水徹訳、岩波文庫、2004年。小林秀雄訳による『テスト氏』が有名)
『方法論的制覇』 ドイツ評論ほかの文明批評。
『若きパルク La Jeune Parque』(1917年)
 ※韻文詩で自身による改訂が幾多もなされた。(中井久夫訳注、みすず書房)
『海辺の墓地』(『魅惑 Charme』に所収。1922年)
※日本では堀辰雄の『風立ちぬ』の冒頭に引用された「風立ちぬ、いざ生きめやも ”Le vent se lève, il faut tenter de vivre.”」(風が起きた、生きてみなければならない)の一節で知られる。
『精神の危機』 ヨーロッパ文明評論。(恒川邦夫訳、『精神の危機 他15篇』 岩波文庫、2010年)
『ヴァリエテ Ⅰ~Ⅴ』 (1924~44年)、ヴァレリーの代表作で評論集。
※Ⅰが最初期の日本語訳書、中島健蔵・佐藤正彰訳、Ⅱは寺田透・安土正夫訳、各白水社、(全訳版は人文書院全2巻、1966年、限定1800部)
『ドガ ダンス デッサン』 (清水徹訳 筑摩書房 2006年、旧訳版は、吉田健一訳、『ドガに就て』)
『エウパリノス』 (1921年) プラトンの対話形式を用いた、建築、音楽評論。
 (清水徹訳「魂と舞踏・樹についての対話」と併せ、岩波文庫、2008年)
『我がファウスト』  戯曲で、最晩年の作品
全集・作品集 [編集]
『ヴァレリー全集』(全12巻+補巻2、筑摩書房、新版1977-79年[2])
『ヴァレリー全集 カイエ篇』(全9巻、筑摩書房、1980-83年)-※但し年代順ではない。
『ジッド=ヴァレリー往復書簡』(1巻.1890-1896年/2巻.1897-1942年、二宮正之 編訳、筑摩書房、1986年)
『ヴァレリー・セレクション』(上下、東宏治・松田浩則 編訳、平凡社ライブラリー、2005年)
『ヴァレリー集成』(全6巻、筑摩書房、2011年2月~12年7月刊) -テーマ別集成で新訳。
Ⅰ テスト氏と<物語> 恒川邦夫 編訳
Ⅱ <夢>の幾何学 塚本昌則 編訳
Ⅲ <詩学>の探究 田上竜也・森本淳生 編訳
Ⅳ 精神の<哲学> 山田広昭 編訳
Ⅴ <芸術>の肖像 今井勉・中村俊直 編訳
Ⅵ <友愛>と対話 恒川邦夫・松田浩則 編訳

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