寝床につくときに、 翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。
カール・ヒルティ
寝床につくときに、 翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。
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ヒルティは、人間の幸福は仕事の中にこそあると言います。
特定の人に対する責任感や愛情から始まり、創造と成功をもたらすような不断の仕事の中にこそ幸福はあると言っています。
私の好きな一節を紹介します。
「世にはわれわれの力の及ぶものと、及ばないものとがある。われわれの力の及ぶものは、判断、努力、欲望、嫌悪など、ひと言でいえば、われわれの所産の一切である。われわれの力の及ばないものは、われわれの肉体、財産、名誉、官職など、われわれの所為でない一切のものである。われわれの力の及ぶものは、その性質上、自由であり、禁止されることもなく、妨害されることもない。が、われわれの力の及ばないものは、無力で、隷属的で、妨害されやすく、他人の力の中にあるものである。」
「それゆえ、きみが本来隷属的なものを自由なものと思い、他人のものを自分のものと見るならば、きみは障害に会い、悲哀と不安におちいり、ついには神を恨み、人をかこつことになるであろうことを忘れるな。これに反して、きみが真に自分の所有するものを自分のものと思い、他人のものを他人のものと認めるならば、だれもきみを強制したり、妨害したりはしないであろう。きみはだれをも恨まず、非難せず、またどんな些細なことも自分の意志に反してなす必要はないであろう。だれもきみを害せず、きみは一人の敵をも持たないだろう。そして、きみの不利となることは一切、起きないだろう。」
結構、納得できる言葉なんです。時々読み直している本ですね。こころが軽くなります。ははははははははははははっはは~
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